いつも笑顔で元気です 〜​ 青年海外協力隊サモア紀行〜

​ Hiro Matsukawa 青年海外協力隊2017年度1次隊としてサモア派遣。職種は理科教育。4年間高校理科教員を務め、現職教員特別参加制度を利用し、青年海外協力隊へ参加。サモアの生活をまったりと綴っていきます。

大きなことはできないけど、小さなことを続けることはできる 〜サモアで迎える誕生日〜

 Malo!!

 

11月9日。無事に27歳になることができました!

 

家族、日本の友人、そして世界中の協力隊同期からたくさんのメッセージをいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

本当にありがとうございました。

 

1年前は部活でお祝いしてもらったり、クラスの子からこんなプレゼントをもらったりしたことが懐かしいなぁ。(用途がよく分からないものもあったけど・・)

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海外で迎える初めての誕生日

 

自分の誕生日だからといってサモアにおいては、いたって普通の平日です。

 

朝から学校に行き、普通に活動をして、帰宅しました。

 

そして夜ご飯を食べ終わったあと

 

「Hiro!、Sau!」(ヒロ!ちょっと来い!)

 

 

と呼ばれて行ったら、なんとホストファザーがケーキを用意してくれていました!

 

すると

「Ia, Manuia le asofanau!」 (Happy birthday )

 

と言われ、あの有名なハッピーバースデートゥーユーの歌を歌ってくれました。

 

その後、日本ではロウソクの火をフーっと消すのが一般的ですが

サモアでは主役がケーキ入刀するのが儀式のようです。

 

結婚式かよと思いながら包丁を入れたら、物凄い勢いで盛り上げてくれました。

 

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幸せいっぱいな気持ちで次の日を迎えて学校に行くと、ある1人の先生から

 

「昨日誕生日だったのか?でも、日付変更線が変わる前だったら、まだお前の誕生日だ!お祝いするぞ!」

 

(サモアは今は世界で一番早く明日を迎える日ですが、数年前に日付変更線が変わって、それまでは世界で一番最後に今日を終える日でした)

 

ちょっと強引な気もしたけど、朝の職員朝礼の終わりに先生達が歌を歌ってくれて、もともとなんか別の目的で飾られていたトロフィーをくれました。

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もっと伝えたい

 

 

今回サモアでいろんな人がお祝いしてくれましたが、感謝の気持ちを全部言葉で伝えることができない自分がいました。

 

本当はもっと伝えたい。でもサモア語だとやはり難しい。

だけどサモア語で一生懸命伝えるようとすると、相手も理解しようとしてくれる。伝わったときはお互い笑顔になれる。

きっとその過程をずっと続けていくことで、本当に伝えたいことが伝わる日がくるのかなぁって信じて頑張ります。

 

自分の存在意義とサモアでできること

 

いろんな人が誕生日をお祝いしてくれて、改めて自分を気にかけてくれている人、受け入れてくれている人がいることを実感しました。

 

そこで、ふと「サモアでできること」ってなんだろうかと考えました。

 

 

 

大きなことはできない。

 

 

 

たった一人の日本人がサモアに来たからといって、インパクトのある大きなことをやり遂げるのは難しい。

 

でも身近な人に対してほんの小さいことを継続して行うことはできるなかなぁと思います。

家族の子どもと毎日ゴミ拾いや掃除を一緒にやること、頑張ってサモア語でコミュニケーションをとることなど…

本当に小さいことだし、お互い顔と名前が一致するぐらい狭いコミュニティの中だけの話だけど、ひとりひとりを大切にして小さなことを継続することで、ちょっとずつ絆が生まれて彼らと一緒にもっと楽しくやっていけるかなぁと思います。

 

大きなことをいきなりやり遂げることはできないけど、小さいことを続けることなら自分にはなんとなくできそうな気がするんですよね。  

 

 

そんなわけで27歳になりましたがこれからも変わらずよろしくお願いします!

それではまた会う日まで!

Fa soifua!

 

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