俺は中国人ではなく日本人。でも重要なのは国籍なんかじゃなかった。
Malo!!
チャリデビューから1ヶ月程経ちました。
チャリデビューについての記事はコチラ↓↓
チャリ隊員デビュー! 日常の小さな変化が大きなきっかけ - いつも笑顔で元気です 〜 青年海外協力隊サモア紀行〜
この1ヶ月、毎日往復10キロの道のりを爆走しております。
今回はサモアの村の道のりとそこで感じたことを綴ります。
サモアの村の日常
朝日とともに出発。
こんな南国っぽい景色が延々と続きます。朝の涼しい時間は(25℃くらい)本当に気持ちいい。
子ども達がくつろいでたりもします。
野生の犬が現れた。
余裕ぶっこいて写真撮っていたら「何撮ってんだクソ野郎!」って感じで追いかけてき
ました。
リスクをものともせず、ギリギリまでシャッターチャンスを伺い、追いかけてくる瞬間を激写。
この後、足がはち切れるほどモリコギして全力で逃げたのは言うまでもありません。
野生のおっちゃんが現れた。
マリオにしか見えません。でも、笑顔に癒されますね。
ようやく学校に到着
これが活動先のカレッジです。
俺は日本人だ!・・でもなんか違う
サモアには中国人経営のお店がたくさんあるので、とっても中国人が多いです。
そのせいか、チャリをこいでいると
「Malo!! Saina!」
(やっほー!中国人さん!)
と村の子どもに手を振られながら叫ばれることは日常茶飯事。
初めの頃はこっちも
「Leai!Iapani!」
(ちげぇよ!日本人だわ!)
って手を振り返して叫んでいました。
別に中国が嫌いとか一切ないけど、ただ日本人として認識して欲しかった。
このやり取りを1週間くらいしていると
「Malo!! Iapani!」
(やっほー!日本人さん!)
と叫ばれるようになりました。
何か違う・・
日本人として認識してくれているのは嬉しい。
でも、何かすっきりしない。
そこで「Malo!! Iapani!」と言われる度に、折り返して村人に自己紹介をしてみた。
「Hiroっていうんだ。サガガカレッジで働いててLeauva’aって村に住んでるんだぜ!・・・」的なことをサモア語で。
自己紹介トライ初日、片道20分くらいの道のりに1時間以上かかりました。
自己紹介してるとついついおしゃべりしちゃうんですよね。
もちろんさっきのマリオにも自己紹介済みです。
自己紹介通勤を1週間くらいしていると
「Malo!! Hiro!!」
と多くの村人が声をかけてくれるようになってきました。
そこでしっくりきたんですね。
「日本人とか中国人じゃなくて、個人として認識して欲しかったんだ」と。
村人に個人として認識されたからといって、何かメリットはあるかと言われたら、特に何もありません。
でも、「Malo!! Hiro!!」と声をかけてくれると自然とこっちも笑顔になって元気が出てきます。
挨拶されたら挨拶を返して、おしゃべりをする。普通のことかもしれないけど、頑張ってサモア語で話そうとすると、彼らもウェルカムモードで楽しそうにしてくれる。まずはそれだけで十分なのかなぁとも思います。
日本人だからできること・・じゃない
活動においても「日本人だから・・」っていう風に考えてもしょうがない気がするんですよね。
日本人って1億人以上いて、ひとりひとりみーんな違うんだから。
「自分だから」できることや、やりたいことをやっていけばいいのかなぁと思います。
同じように「サモア人は・・・」って言う風にサモアの人達を一括りにすることなく、出会った人ひとりひとりに目を向けて、リスペクトして過ごして行きたいものですね。
いつかの担任の先生がこんなことを言っていたのを思い出しました。
「みんな違って、みんないい」
周りの隊員と比べちゃう今日この頃だけど、「自分」にできることを少しずつやっていこうと思います。
それではまた会う日まで!
Fa soifua!!
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