フィジーで感じた「本気で向き合うこと」〜サモアの満天な星空を眺めながら〜
Malo!!
あけましておめでとうございます!
やってきました2018年。
「平成30年」という響きと時の流れの早さに驚いていますが、サモアでは相変わらずゆったりした時間が流れています。
昨日は新月で月がなかったので、夜外に出てみると、輝かしい満天の星空。
じゃジャーン!
この写真を撮ったのは乾季の空気が澄んでいるときのものですが、うちの村は内陸で街灯も全くないので、天気がいい日はかなり綺麗な星空が見えます。
よかったら遊びに来てくださいな。日本から20時間もあれば着くから。
年始にフィジーへ行ってきました。
1週間ほどの滞在でいろいろなことがありましたが、その中でも同期隊員の野球の活動を見学&参加させてもらったことについて少し書きたいと思います。
現在彼はU-15のナショナルチームの指導をしており、今週オークランドでオセアニア地区の大会を直前に控えている状況です。
めっちゃ楽しそう
練習を見て感じた最初の感想です。ひとりひとりが本当に楽しそうに野球をしていました。
キャッチボール、ノック、バッティング。
当たり前のような練習だけど、全てをいきいきと取り組んでいました。
何人かに「野球楽しい?」って聞いてみると、
もれなく最高の笑顔で「楽しい!」という返答がきました。
なんだかこっちまで楽しい気持ちになりました。
しかし、このように野球ができるようになるまでには大変な苦労があり、半年かけてようやくここまでこれたとのこと。
詳しいことは彼自身が書いているのでこちらを参照
http://no-swing-no-hit.hatenablog.com
そんな彼との会話の中で
「選手が練習に来なかったり、来てもサボったりもあったけど、今は自分たちで道具をしっかり並べたりもできるようになって・・・」
「ここまでくるのに選手と喧嘩もたくさんしましたけどね」
と話してくれました。
彼は何気なく言った言葉かもしれないけど、自分にとっては大きく響きました。
サモアに来てから
「喧嘩するほど本気で誰かに向き合ったことってないよな・・・」
もちろん職種も違えば環境や対象も違いますが、なんだか羨ましく思えました。
真剣に目の前の子ども達と向き合って、頑張ってきた様子が子ども達の「野球楽しい!」という笑顔とオーラから改めて伝わってきました。
月末からサモアでもようやく学校が始まります。
新しい年度のスタートなので、関わる生徒や同僚の先生、担当教科もガラッと変わるでしょう。誰が対象で何に取り組むかも曖昧です。
でも、どんな状況でも、「本気で向き合える」環境を自分で作って、実践していきたいなぁと思います。その過程の中でサモアの子ども達と「笑顔」を共有できたらいいなぁ。フィジーの野球少年のような。
そんなことを気づかせてもらった活動見学でした。
ありがとう!フィジーの子ども達、そして同期のK君。
最後にやっちまったこと
自分も中学まで野球をしていたので、少し参加させてもらいました。
そのとき、ナショナルチームの取材をしに、新聞社が来て、こんな感じで監督にインタビューが行われていました。
そして次の日の新聞にこんな記事が
???
俺やん
フィジー代表の記事なのに写真は
「バッティングしているJapanese」
何故この写真を使ったぁぁぁぁあああ!
フィジーの選手達よ、サモアから来たJapaneseが出しゃばってマジでごめん。
僅かな滞在期間でフィジーの新聞に載ってしまった。
そんなおかしなネタもありつつもフィジーでいい感じにリフレッシュできたので、サモアでも「本気で向き合う」をテーマに頑張っていきます。
サモアの満天の星空のもと、そんなことを決意したのであった。
それではみなさん、平成30年もよろしくお願いします。
Fa soifua!!
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