いつも笑顔で元気です 〜​ 青年海外協力隊サモア紀行〜

​ Hiro Matsukawa 青年海外協力隊2017年度1次隊としてサモア派遣。職種は理科教育。4年間高校理科教員を務め、現職教員特別参加制度を利用し、青年海外協力隊へ参加。サモアの生活をまったりと綴っていきます。

家がリノベーション!?〜サモアの心を学びたい〜

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Malo!!

 

気づいたら前回の記事から2ヶ月経ってました!

 

時の流れの早さにびっくり!!

 

日本はハンパないレベルで暑いと噂を聞いておりますがみなさんご無事でしょうか?

 

こちらサモアは日中は30℃前後、ただ、朝晩は22℃くらいで長袖じゃないと肌寒いくらいです。

 

 

さて、この2ヶ月ですが、「楽しく」過ごしていました。

 

学校では授業を行い、ターム休みにはオーストラリアに任国外旅行へ行ってゴールドコーストフルマラソンを完走(3時間58分)し、そして今もバリバリ学校で活動をしています。

 

 

生活が大きく変化

 

 

2週間ほど前、ホームステイ先に変化がありました。

 

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学校から帰ってきたら、想像以上に屋根がありませんでした。

 

 

 

そうです。家のリノベーションです。

 

ちなみに自分はホームステイ家族(10人)が住んでいる建物とは別の建物に住まわせてもらっているパターンのホームステイです。

 

敷地は同じで、ご飯は毎日一緒に食べているけど寝るのは別って感じです。

 

こちらが我が家。

 

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1人で住むのにはもったいないくらい広いお家で、サモアでは「村ドミトリー」とも呼ばれ、多くの隊員や任国外旅行者が家族と過ごし、泊まりに来てくれたりもしています。

 

 

そんな中、家族が住んでいる方の家のリノベーションが始まりました。

 

 

屋根がなくなった家族は、臨時の小屋を作りました。

 

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しかし、ここに家族全員が入る訳はなく、娘と伯母さんは我が家で一緒に寝ています。

ホームステイさせてもらっているのに、家族が夜になると寝にやってくるという不思議な状況です。

 

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それにしても何故うつ伏せで寝る・・苦しいやん

 

 

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 娘に勉強を教えたりも

 

 

 

 

そして、2、3日後この小屋はなくなり、車庫に移動して新たな暮らしを始めました。

 

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毎日変化があって面白過ぎます。

 

 

完全にアウトサイド食卓で、毎日キャンプのようです。

綺麗な星空のもと、タロイモを食べるという日本では経験できない生活を送らせていただいております。

 

ちなみに

 

「なんで移動したん?」と聞いたら

 

「木材が足りなくなったから、小屋の木材を使った」とのこと。

 

あるものでなんとかしようとする彼らの発想はとても豊かです。

 

 

 

補足ですが、家族はアウトサイド寝ていますが、サモアでは当たり前です。

 

 

実際のところサモアの家は現在でも壁がないことが多いです。

 

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それだけ治安もよく朝晩は快適な気温なんですね。

 

 

 

当たり前の基準

 

以前の記事でも書いたことがありますが、改めて「当たり前の基準」の違いに驚かされるばかりです。

 

アウトサイドで寝たりご飯を食べたり、木材が足りないから小屋を壊したり・・

 

日本では考えられない状況かもしれませんが、家族はなんも違和感も感じず生活をしています。

 

 

きっとサモアは昔から人工的な物が少なく、自然とともに生活をしているからこそ、住む家がなくなっても、すぐに対応できるのかなぁとも思います。

 

日本では身の周りの物のほとんどが人工的なものばかりで、住む家がなくなったら、えらいこっちゃだと思います。

 

どちらがいいとか比べる必要はまったくありません。

 

でも、サモアはサモアで、自然に囲まれた中で自然から得られる資源を使った伝統的な生活を大切にして欲しいなぁと日本人の自分は感じます。

 

残り7ヶ月ちょいのサモア生活、もっともっとサモアの心を勉強していきたいと思ったリノベーション期間でした。

 

 

 

それではまた会う日まで

 

Fa soifua!!

 

 

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