新年度のスタート 赴任から半年 〜青年海外協力隊に参加した意味を感じられる瞬間を〜
Malo!
気づけば2018年も1ヶ月が過ぎ、2月に突入してしまいましたね。
ということは、サモアに来てから半年が経過し、自分の活動も残り1年2ヶ月しかないということです。
尋常じゃないくらいに早い。。。
でも、「1年2ヶ月しか」と感じられてるってことは、なんだかんだサモアの生活が充実してて、まだまだやりたいことがあるって証拠なのかなぁと自分ではポジティブに捉えています。
そんな中、超長〜〜〜〜〜〜〜いターム休みが終了し、新年度がスタートしました!
今回はサモアのカレッジがどんな風にスタートするのかを綴っていきたいと思います。
衝撃過ぎる初日
新年度スタート初日に学校に行ってみると、多くの生徒と保護者がガヤガヤとしていました。何かと思って教室を除いてみるとこんな感じ。
そう、入学手続き。
今やんのかい
新年度始まってからするんだ。。。笑
日本では、クラス分けやら入学手続きは事前に全て終わっているのが当たり前だったので、ちょっとびっくりしましたね。
ちなみに首都の人気のカレッジとかは、事前に選抜試験的なものを実施しているところもあるようです。
そして、全生徒に文房具(ノート10冊とペン3本)が配布されていました。
制服の布も必死に作っていました。
高学年は制服が異なって、シャレたサモアン柄なんです。
昼頃になり、手続き等も一段落すると、何やら教員に紙が配布されました。
そう、それは午後の時間割
え?初日から授業始まんの!?!?
これにはさすがに驚きましたね。他のカレッジの先輩隊員等からは
「どうせ最初の1週間くらいは時間割もできなかったりで授業始まらんよ〜」
みたいなことを言われてたから・・・
ただ、うちのカレッジは少し違ったようです。
生徒に無駄な時間を過ごさせない素晴らしい意識からのサプライズでした。
慌ただしい2日目(火曜日)
この日もまだ数名入学手続きに来る生徒や保護者はいました。
そして、朝の職員会議で「本日の時間割」が配られました。
まだ、生徒の選択授業や、自分の担当教科も決まっていないけど、とりあえず去年の時間割に沿った形で教員だけ無理矢理詰め込んだ時間割です。
その時間割を見てみると
「Year9 Math Hiro」(中2相当の数学)
これはまだ常識の範囲内。
別の欄を見ると
「Year11 Christian Education Hiro」
(キリスト教教育 Hiro)
俺、仏教徒なんだけど・・・
さすがに教えられるわけはなかったので、普通に数学をやりました。
なかなか衝撃的な2日間でした。
この1年でのカレッジにおける自分の役割
そうこうしているうちに、生徒の授業選択もある程度決まった模様で担当教科が決まりそうな雰囲気でした。
今年度の自分の担当教科は
「Year12(高校レベル)の化学と物理」+「Basic Scienceの実験サポート」というような形になりそうです。
今のうちのカレッジには化学、物理の先生がいません。
去年は生物の先生が無理して化学も教えており、物理は開講されていませんでした。
校長先生からは
「Hiroと別の理科の先生で一緒に理科の授業をして、帰国した後も化学や物理が続けられる教材やマテリアルを揃えて欲しい」
というようなことを言われていました。とっても理解のある優しい校長先生です。ちなみにホストファザーでもあります。
ただ、実際のところ他の理科の先生は、彼ら自身の授業もたくさんあるわけで、なかなか一緒に授業を行うことは難しいのかなぁとも、校長先生も自分も思っています。
そんないろいろなモヤモヤや問題を抱えながらも
「理科を勉強したい」と思っている生徒がいて、彼らのために自分ができることが、何か少しでもあるのなら、それらを実行していきたいと思います。
それと同時に、理科に全然興味がない生徒でも、普段の授業ではなかなか見ることができない実験などを楽しくすることで、ちょっとでも理科の楽しさが伝わったらなぁと思っています。
カレッジ外、要請外の活動
カレッジ外の理科の活動や、カレッジ内だけど、理科に関係ない活動はできるかどうかは別として、やりたいことはたくさんありそうです。
・出前実験講座
・教材作成、出版
・上記の教材の使い方の説明
・大学等に出向いての講座
・日本文化の紹介
→個人的には子ども達と一緒に歌ったり、踊ったりしたい
・日本料理の紹介
・環境教育に関する何か(サモアの美しい自然を大切にして欲しい)
・星空観察
・サモアの歌を一緒に演奏
・サモア文化や協力隊としての活動を日本に紹介
・現職高校とサモアのカレッジとの交流
・他国の学校と交流←他の国の学校隊員でやりたい人がいたりしたら是非一緒に!
などなど
挙げだしたらどんどん出てくるものです。
既にやり出してることもいくつかありますが、「やりたい」って思ったことは、この数ヶ月はとことん挑戦して、半年後くらいに「やりきりたい」って思えることを絞って、最終的に「やりきった」って思えることが2〜3割あったらいいかなぁって思っています。
この半年があっという間だったように残りの期間もあっという間に過ぎるんだろうなぁ。
1年後に協力隊の活動を振り返ったときに「自分はこのためにサモアに派遣されたんだ」と思える瞬間を積み重ねて、自分が「青年海外協力隊に参加した意味」を見つけ出していけたらなぁなんて思います。
この1年は人生で唯一、サモアで丸っと1年過ごすことができるので、いつも笑顔で元気にやっていきたいと思います!
最後まで読んでくださってありがとうございました!
今年度もよろしくお願いします!
それではまた会う日まで
Fa soifua!!
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